はいッ!ガンを治した赤星です

はいッ!ガンを治した赤星です (扶桑社文庫)

はいッ!ガンを治した赤星です (扶桑社文庫)


ガンが治るなら治したい
できることはなんでもしたい


図書館でこの本を探したら見つからなかったので
「リクエスト」という用紙に書いて出してきた
つぎの図書購入の参考にするんだろうな、きっと
と気軽に


数日後、電話
「本が届いていますから」と
もう入ったのかと驚いて図書館へ行くと
「○○町図書館」というシールが張られていた


ここの図書館にないので
他の図書館から取り寄せたらしい
そんなシステムがあるなんて知らなかった
知らなかったとはいえ、とんだお手数をかけてしまった


大切に読まないと、とありがたく読みはじめました


ガンを治したんじゃなかったの?
治るって、機能が回復するっていうことじゃないの?
取ってしまって、それで治ったって言えるんですか?


わたしは、思っていました
それは治ったとは言えない


たとえば
むしばは治らない
削ってかぶせて治療できるけど
治らないんですよ
二度ともとの歯には戻らないんですよ
そう言われて、そうだなと思っていたから


最近になって
初期のむしばなら治ることがあるって言われるようになったけど
だ液中のカルシウム分だかなんだかがくっついて
再石灰化って言ったっけ?
それは、治ったって言っていいと思う


たとえば
ガンで胃の3分の2取っても
残った胃がすっかり元どおりではなくても
胃の働きができるようになったら
それは、治ったって言っていいと思う


子宮全摘で
治ったというのは受け入れられない


体験記としては面白い
赤星さんファンなら楽しめるでしょう


ガンになってしまった人
ガンを治したい人
ガン以外でも、婦人科疾患にかかってしまった人
なんとか治る方法を探している人には
お勧めでない一冊