夜、地元の方が先日逮捕された件で、嘆願書の署名をお願いされた。玄関先でそのお話を聞いて、署名するために用紙を持って茶の間に入ったら、娘が「〇〇先生のこと?」って訊く。そのことじゃなかったんだけど、「新聞」とか「逮捕」とか、切れ切れに聞こえた言葉に反応したらしい。
〇〇先生のことが新聞に出ていて、ダーリンとその話をしていたとき、「〇〇先生がどうかしたの?」って訊かれて、なんとなく、聞かせたくないなと思っていて話せなかったんだけど、いつの間にか知っていて、なにか考えていたらしい。
釧路から遠いところに引っ越したので、直接は耳に入らないけれど、なんだかいやな噂が流れているみたい。娘の耳に入らないのは幸い。
今、地元であったこのことも、噂になって、子どもたちの耳にも入ってしまうんだろうな。人の口に戸はたてられないって言うけれど、子どものたちの耳に戸をたてたい。

子どもの耳に入れたくないのは、それを知った子どもがどう反応して、またそれに親がどう対応したらよいか、そこが難しいからなのかもしれない。