コラーゲン


北海道発のサケ皮コラーゲン引っ張りだこ 商品化続々、全国70社以上に 【北海道新聞


http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20051130&j=0024&k=200511307064


サケの皮にもコラーゲンか。困ったな。

わたしは鶏の皮とかお肉の脂身なんか食べられないんだけど、残すとダーリンがすごく怒る。ものすごく怒る。もーーっ、怒んないでよ、ってくらい怒る。ダーリンが言うには、皮とか脂っていうのは一番栄養があって、わたしが虚弱なのは、そういうものを食べないからなんだって。わたしが思うに、皮とか脂って、栄養っていうよりカロリーが高いだけなんじゃない? あなたは、そういうものを食べ過ぎるから、コレステロール中性脂肪に「*」とか「h」とかのマークがついて、コメント欄に「高脂血症」とか「肥満」とか書かれちゃうんでしょう? なんて会話を鶏やお肉を食べるたびに繰り返していたんだけど。

どういう流れからか、お世話になっている薬剤師さんとコラーゲンの話になったとき、コラーゲンって摂り過ぎると乳がんになりやすいのよ。だから、中国ってすごく乳がんが多いの。って聞いた。

ホントかな?

ホントかどうかわからないけど、その話をダーリンにしたら、もう食えって怒らなくなったけど、ダーリンおさかなも皮が一番栄養あるって言ってたっけ。ダーリンが乳がんになったらどうしましょ・・<<以下記事>>

 カズノコ製造最大手の井原水産(留萌)などが開発した「サケ皮コラーゲン」が食品や化粧品の配合成分として全国から引っ張りだこの人気だ。これまでの牛、豚などの動物性コラーゲンにとって代わって、取引先は三年前の数社から七十社以上に拡大。健康、美肌効果で他社との差別化を−とメーカーの熱い視線を集めている。

 コラーゲンはタンパク質の一種で化粧品メーカーが保湿用などに以前から活用していた。牛の骨髄などからの抽出が一般的だったが、二○○一年秋のBSE(牛海綿状脳症)問題の発生以降、サケ皮素材が脚光を浴びるようになった。

 同社は天然の道産サケの皮からコラーゲンを抽出する技術で一九九八年に特許を取得しており、井原慶児社長は「安全性が評価された。道内企業が道産素材から新たな付加価値を生んだ」と語る。

 同社は溶液と粉末のコラーゲン計四種類を業務用に販売。カゴメ(名古屋)は飲むヨーグルト「ビフィズス&コラーゲン」(十九日発売)で、ロッテスノー(東京)は美容などをうたう新ブランドアイスクリームの第一弾として「H&B美ごこち」(二十二日発売)で、ともにサケ皮コラーゲンを配合した。大手企業の採用は初めてだ。

 また、コラーゲン入りシュークリームが成功した地場菓子メーカーのマスカル(札幌)は工場の生産能力を倍増させ、新たにケーキ四種類を投入。サンキット(同)も、四月発売のコラーゲン入りあめが、年間目標の三倍近い八万袋を半年で販売、十月に第二弾を発売し、ともにコラーゲンの恩恵を受けた。

 一方で、産業用ガス大手のエア・ウォーター(大阪、本店・札幌)は井原水産からサケ皮の提供を受けて独自のコラーゲンを製造。北日本化学(札幌)が保湿化粧品の配合原料に活用している。

 せっけんや入浴用粉末、健康食品などへの利用も広がり、井原水産は今春から粉末コラーゲン(百グラム)を大丸札幌店やインターネットで一般向けの販売を開始した。

 コラーゲンの年間生産量は○二年の約四トンから、今年は約三十トンまで拡大。本年度は売上高約一億五千万円、将来は三億円を目指す。井原社長は「人工皮膚など再生医療アトピー治療へも広げたい」としている。

<写真:特許技術による、道産サケの皮からのコラーゲンの抽出作業>